奉仕において、われわれはシンプルだが力強い真実に思い当たる。つまりわれわれは、お互いを必要としているのだ。そしてわれわれは、お互いの世話をしなければならない。今日、われわれはアメリカを祝福する以上のことをしなければならない。アメリカのまさにその意義に身を捧げなければならない。 その意義はアメリカ独立戦争で生まれ、2世紀におよぶ挑戦を通じて再び新たなものとなってきた。その意義は、運命がかわっていれば、われわれは幸か不幸かお互いの立場を替えていたかもしれないと考えることによって鍛えられてきた。その意義は、われわれの国は多様性にとても富んでいながらも、もっとも深いところまで一致することがもたらされるという信念によって品位をあげてきた。その意義は、アメリカの英雄的な長旅が永遠に上向きでなければならないという確信を吹きこんできた。 そして、アメリカ国民よ、21世紀を迎えるにあたってエネルギーと希望、そして信念と規律をもって始めようではありませんか。われわれの仕事を終えるまで、仕事に取り組もうではありませんか。聖書にはこうかかれています。「いい行いにうんざりすることはない。なぜなら支払いの時がくれば、われわれは支払いをうけるからだ。もしわれわれが弱気にならなければ」 この就任式の喜びにみちた頂上から、谷での奉仕をもとめる声が聞こえます。われわれにはトランペットの音が聞こえました。われわれは警備を交替しました。そして今われわれそれぞれの立場で、神の助けをかりて、その声に答えなければならない。 ありがとう、そして神のご加護がみなにありますように。 |