No.50

もしわれわれが、なぜわれわれはこれほど何年もの間これほどのことをなしとげてきて、この世界でもっとも繁栄しているのかという理由に目を向けてみれば、その理由はここ、この土地にあり、われわれはかつてなかった程度まで、個人のエネルギーと能力の束縛を解いたのだ。自由と個人の尊厳は、ここでは世界中のどこよりもずっと容易に入手可能で、保証されていた。この自由の代償は、時々は高くついたこともあったが、われわれはその代償を支払うのに躊躇したことはなかった。

われわれの現在のトラブルと、政府の不必要で過大な成長に起因するわれわれの人生への干渉と介入が、対応づけられたり比例しているのは偶然ではない。われわれは、大きすぎる政府がわれわれの夢を小さくする制約となっているのに気づくときなのである。われわれは、いくにんかがそう信じているように、ただ漠然と必然的に下降の道を歩んで行くようなことはない。私はわれわれが何をしようとも降りかかってくるような破滅は信じないが、われわれが何もしないなら、降りかかってくる破滅は信じる。だからわれわれの使命に全ての創造的なエネルギーを注いで、国を再生させる時代の幕をあけよう。われわれの決意、勇気、力を新たなものとしよう。われわれの信仰と希望を新たなものにしよう。


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