No.41

われわれは、たとえわれわれの偉大な国家が認める限界があろうとも「より多く」が必ずしも「よりよい」ことではないこと、またわれわれが全ての問題に答えられるわけでも、全ての課題を解決できるわけでもないことを学んできた。われわれは全てのことができるわけでもないが、かといってわれわれに将来必要な大胆さがかけているわけでもない。だから、ともに公共の福祉のために個人の犠牲をはらう精神で、われわれはただベストをつくさねばならない。

われわれの国家は、自国で強いと言えるときだけ、国外でも強いと言えるだろう。そしてわれわれが他の国で自由をひろめるのにもっともよい方法は、われわれの民主主義のシステムが真似をするのに値する方法であることを、ここで示すことである。

自分自身に正直であろうとすれば、他人にも正直でなければならない。われわれは外国で、われわれの国内のルールや基準を犯すような行動をしないだろう。なぜならわれわれは、アメリカが得た信頼こそがわれわれの力の源泉であることを知っているからだ。

世界は今、新たな気風に満ちている。より多くの人々が、より政治的な視点をもち、はっきりと目に見える形で自分自身の場所を渇望し求めている。ただ自分自身が物質的に豊かになりたいからだけではなく、基本的人権のためにである。

 


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