No.4

 

われわれは新たに着手しなければならない、両陣営とも礼儀正しいふるまいは弱さのしるしではなく、誠実さは常に証明しなければならないということを念頭において。われわれは恐怖ゆえに交渉してはならない、ただ交渉することを恐れてもいけない。両陣営で、われわれを分裂させている諸問題を言い争う代わりに、何がわれわれを団結させるのか探索しようではないか。まず第一に、両陣営で武器の査察と管理についての真摯で精密な提案を練り上げようではないか。そして、お互いの国々を崩壊させるような絶対的な力を全ての国の完全な管理の下におこうではないか。科学の恐怖ではなく、科学の驚異に訴えかけようではないか。われわれは共に宇宙を探検し、砂漠を征服し、疫病を根絶し、深海を開発し、芸術や商業を振興しようではないか。両陣営とも地球上の全ての人の心にイザヤの言葉を宿らせよう。「重荷を下ろし...虐げられたものを自由にしよう」と。

そしてもし協力の足がかりが疑惑のうずまくジャングルを押し戻すことができたなら、両陣営は新しい力のバランスではなく、新しい法に基づいた世界を協力して作りあげることができるだろう。新しい法に基づいた世界では、強者も公正であり、弱者が保護され、平和が保たれるのである。

これはこれからの 100 日でなしとげられることではないだろう。いやこれからの 1000 日でなしとげることもできないかもしれない。いやこの政権の間に、もしくはこの地球上でのわれわれの生きている間でさえなしとげられないかもしれない。しかし着手しようではないか。

 


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