No.84

われわれのチャレンジはひどいものだったかもしれないが、チャレンジこそがわれわれの力である。そしてアメリカ国民は常に歩みをとめず、何かを捜し求め、希望にみちていた。われわれは、目前にいる人々のビジョンや意思を今日のわれわれの任務としなければならない。

アメリカ独立戦争から、冷戦を通じて、世界大恐慌、公民権運動に至るまで、われわれ国民はいつもこれらの危機から、われわれの歴史を支える柱を打ち立てる決意を奮い起こしてきた。

トーマス・ジェファーソンは、われわれの国のまさに基礎となるものを守るためにこのことを信じていた。われわれには時折大きな変化が必要なのである。さて国民のみなさん、われわれの番だ。これを受け入れようではないか。

われわれの民主主義は決して世界の羨望の的ではなく、われわれ自身の再生のための原動力でなければならない。アメリカにとって正しいことで、癒すことが出来ないほど悪いところはどこにもない。

そして今日、行きづまりと漂流の時代の終わりをわれわれは誓う、新しいアメリカの再生が始まったのだ。

アメリカを再生させるために、われわれは大胆にならなければならない。

われわれは、いかなる世代もかつて義務として課せられたことがないようなことに取り組まなければならない。われわれは、われわれ自身に、その職務に、そしてその将来に、もっと投資しなければならない、そして同時にわれわれの大規模な負債を切りつめなければならない。われわれはあらゆる機会に競争しなければならない。そして世界においても同じことに取り組まなければならない。


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