No.33

われわれが必要とするものの範囲はあまりに広く、われわれの機会の及ぶ範囲はあまりに大きいので、これらの必要に新しい方法で対処する決意を大胆にしよう。

ちょうど海外において平和を築き上げるには、失敗した古い政策を転換することが必要であるように、本国における新しい進歩の時代を築くには、失敗してきた古い政策を転換することが必要なのです。

海外においては、古い政策から新しい政策へのシフトはわれわれの責任の放棄ではない。しかしよりよい道は平和なのです。

そして本国では、古い政策から新しい政策へのシフトもまたわれわれの責任の放棄ではない。しかしよりよい道は進歩なのです。

海外においても本国においても、これらの新しい責任の鍵は、責任の所在と分割にある。われわれはあまりに長い間、全ての権力と責任をワシントンに集中する試みの結果のもとで生きてきた。

海外においても本国においても、温情主義を見下すような、「ワシントンが一番よくしっている」式の政策から転換するときがきたのです。

 


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