「ああ、」ロミオは言った。「彼らの刀 20本よりも、あなたの瞳の方が私には恐ろしいのです。もしあなたが私をやさしく見守っていてくれるなら、彼らの敵意など関係ありません。彼らの憎しみによってこの命が終わる方が、あなたの愛なしに命長らえるよりもずっといいのです。」 「どうやってこの場所に入ってきたのですか。」ジュリエットは言った。「どなたの案内で来たのでしょうか。」 「愛に導かれてやってきました。」ロミオは答えた。「案内人などいません。しかし、あなたがどれほど離れていようと、そこがはるかな海に洗われている広々とした岸辺だとしても、私はあなたのような宝を求めて旅に出ますよ。」 |